【購入編】マンション購入時の内見で気をつける注意ポイント5選

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近年マンションの需要は増えてきており、戸建てよりも性能が良く資産価値もあるため購入を検討する人が増えています。

しかし、マンションは戸建てと違って集合住宅のためさまざま人が生活している場所です。そのため戸建てと違った内見時の注意ポイントがあります。

注意ポイントを見落としてしまうと購入判断に影響が出てしまい、せっかく良い物件なのに良さに気づけなかったり逆に悪い部分に気づけずに購入してしまうなんてことになりかねません。

結論からお伝えすると、マンションを内見するときは建物の設備や部屋の広さなど個人が所有する部分はもちろんですが、共用部分やマンションのルール、決まりごとの確認も重要になります。

この記事ではマンション購入時の内見で気をつけるべきポイントを説明していきます。

住宅の内見時に気をつけるポイントは下記の記事で説明していますので、是非読んでみてください。

目次

マンション内見の注意ポイント

マンションの注意ポイントは大きく分けて5つあります。

  1. 室内の確認
  2. 共用部分の確認
  3. 管理規約の確認
  4. 修繕積立金・管理費
  5. 管理組合

このポイントを抑えて内見することで的確な購入判断を行えます。

それではそれぞれ解説していきます。

室内の確認

室内は個人が所有する部分で生活スペースになります。一番長くいる場所なので後から確認できていない場所がないように注意が必要です。

  1. 部屋の状態
  2. 設備の状態
  3. バルコニーの広さ
  4. 眺望

上記の4つを説明していきます。

1.部屋の状態

部屋の状態の確認はリフォームする必要があるかの判断するためにも重要になります。各部屋の壁紙、床などの傷、へこみがないか確認しましょう。

生活した時のことを考えて、各部屋のコンセントの位置や扉の開閉、収納スペースも確認しておくとイメージが湧きやすくなります。

特にマンションは戸建てと違って広さ(㎡)の表記が壁芯(柱の中心)から測った大きさで表記しているため戸建てと同じ大きさでも少し狭くなっている場合があります。そのため家具や家電を配置した時の寸法を測れるようにメジャーを持参しましょう。

2.設備の状態

室内の設備の状態確認は正常に作動するかどうか、不具合はないかを確認します。キッチン、お風呂、トイレ、洗面所、照明、冷暖房設備など確認するポイントは多くあります。

特に水回りの設備に不具合がある場合は修理で済むのか?交換が必要なのか確認するようにしましょう。リフォームして交換している場合は交換時期の確認もしましょう。5~10年以内に交換したものであれば早急に交換する必要性もないためです。

自分で確認することが難しいため不動産会社に問題ないか確認するようにしましょう。

またマンションのような集合住宅の場合はインターホンはエントランスのセキュリティと接続されているため自分で交換することは基本的にはありません。そのためマンションの築年数によっては古いものがついている場合があります。改修工事で交換していることもあるので確認してみると良いでしょう。

3.バルコニーの広さ

マンションのバルコニーはそれぞれ広さが異なっています。バルコニーは荷物を置いたり洗濯物を干したりすることができるため広いと重宝します。

バルコニーは外なので汚れやごみが溜まりやすくなっています。清潔かどうかも見ておくと良いでしょう。

またバルコニーには非常時に隣の部屋のバルコニーと行き来できるように簡易的な仕切りがついています。仕切りが壊れていないかどうかも確認しておきましょう。

4.眺望

マンションで気になるところ言えば眺望です。眺望が良いと快適な生活にも繋がります。

階数によって眺望は変わってきます。隣接している建物との距離や日当たりの確認は必須です。バルコニーの方角がどちらを向いているか確認すると時間帯による日当たりも予測できるので確認してみましょう。

共用部分

マンションは生活している人みんなが使用する共用部分があります。集合住宅では様々な人が生活しているため共用部分の管理状況は大切です。

例えばごみ置き場を見て分別されていなかったり、散らかっていると印象は良くないでしょう。どのような人が生活しているかもなんとなくわかってきます。

実際にお客様の案内をしていても共用部分が充実しているマンションの方が人気が高いです。生活に密接する部分になるので必ず確認しましょう。

この共用部分で気をつけるべきポイントは

  1. エントランス
  2. エレベーター
  3. 駐車場、駐輪場
  4. トランクルーム
  5. セキュリティ
  6. ごみ置き場

の6つあります。それぞれの注意ポイントを説明していきます。

1.エントランス

エントランスはマンションの入り口部分のことを言います。

エントランスには管理人室が隣接している場合が多いです。エントランスはマンション全体の雰囲気がなんとなくわかります。

エントランスに良くあるのが各部屋のポストや宅配ボックスです。どこにあるかわからない場合は確認しておくと生活イメージが湧きやすくなります。

2.エレベーター

エレベーターは築年数によっては古いタイプのものがついている場合もあります。エレベーターの広さや台数の確認は引っ越しの際に役立つので確認しておきましょう。

エレベーターの台数が少なかったり狭いと朝の込み合う時間帯になかなか乗れなず遅刻してしまう可能性もあります。

停電など非常時に使用できなくなることもあるので、階段の位置も確認しておきましょう。

3.駐車場・駐輪場

駐車場や駐輪場を使用する場合は、場所や利用方法、空き状況の確認は必須です。駐車場の場合は1台の利用料金、1世帯の利用可能台数、空き状況、空いていない場合は空きが出るまで待てるのかを確認しておきましょう。

駐輪場、駐車場は使用登録が必要なので管理規約で確認してみてください。

4.トランクルーム

トランクルームはマンションによってある場合とない場合があります。トランクルームは物置小屋のようなもので、タイヤや普段使用しない荷物を収納することができます。

トランクルームがあると部屋に収納スペースが足りなくなる心配が減らすことができます。アウトドア用品や外でしか使用しない物は室内に保管しておくと汚れてしまう可能性が高くなります。

そんな悩みも解決することができるためトランクルームの有無は確認しておきましょう。

5.セキュリティ

マンションのセキュリティ確認は内見時に必ず確認しておきたいポイントです。マンション内での事件も増えてきているので、セキュリティ重視のお客様も増えてきています。

特に重要な下記のポイントは抑えておきましょう。

  • 共用部分に防犯カメラがあるか
  • エントランスのセキュリティ確認
  • 管理人の在中時間の確認

それぞれ防犯上重要な要素となります。不動産会社に聞けば答えてくれるので確認するようにして下さい。

6.ごみ置き場

ごみ置き場はマンション内にある場合と外部に設置されている場合の2パターンがあります。

ごみを出しても良い時間帯などマンションによってルールがあるため管理規約で確認するか、管理人に確認してみましょう。

ルールを守らないと近隣住民との関係性も悪化して生活しづらくなってしまいます。当たり前ですが必ず守るようにしてください。

管理規約について

管理規約とは国土交通省が作成した「マンション標準管理規約」を基に作成されたマンションのルールになります。この管理規約にはマンションで快適に生活していく上で必要なことをルール化した内容が記載されています。

管理規約をもとに細かいルールが記載されている使用細則というものがあります。これは各共用部分の使用方法や使用許可など細かな内容が記載されています。細かいルールがある場合は内見時に必ず確認するようにしましょう。

管理規約で確認しておくべきポイント

管理規約に記載されている内容で確認しておくべきポイントは3つあります。

  • リフォームの制限について
  • ペットの飼育制限
  • 共用部分の使用制限

上記の内容は確認しておくようにしましょう。特にリフォームの制限については、床材の防音性能に関する内容、間取りの制限、窓枠・玄関扉の制限など記載があるためリフォームを前提に購入する場合は業者に確認してもらいましょう。

修繕積立金・管理費

マンションには修繕積立金・管理費という毎月固定費として発生する費用があります。住宅ローンを利用して購入する場合は返済とは別に毎月かかるコストになるため費用がいくらになるかは重要です。

修繕積立金

修繕積立金は修繕計画を基に毎月徴収されています。修繕積立金はマンションの修繕で使用するお金になるため計画に沿って徴収されています。そのため築年数の浅い物件は安く、古い物件は高い傾向にあります。

また計画時と実際に修繕するときにの工事費用の単価はその時によって異なるため、修繕後に計画よりも費用が減ってしまった場合は修繕積立金が値上がりする可能性があります。

そのため修繕計画の実施状況は確認必須になります。不動産会社に確認できるか聞いてみましょう。

管理費

管理費はマンションの管理を行っている管理会社に支払われるお金です。管理費は戸数が多いマンションの方が安い傾向にあります。

この管理費は共用部分の維持・管理のために利用されているもので、管理人の人件費にも利用されています。

管理組合

管理組合とはマンションの各部屋の所有者が組合員となって構成される組合です。管理規約の変更の決議や共用部分の共同管などを行います。

この管理組合は所有者全員が対象者になり、その中から理事会が結成され役員が選ばれます。この役員はマンションによって決まりが異なり、「持ち回り」「推薦」「立候補制」の3種類で決めることが一般的です。

推薦や立候補であれば自ら動かない限りは行うことはありませんが、持ち回りの場合は必ず行わなければいけないため、選任方法も確認しておくと良いでしょう。

まとめ

マンション購入の内見時には注意ポイントが多く存在します。

一つ一つ見落とさないように確認することで、良い購入判断をすることができます。自分で確認することが難しい場合は不動産会社を味方につけてうまく利用するようにしましょう。

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