【購入編】頭金なしで住宅ローンは組める!頭金なしのメリット3選

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住宅ローンを組むと気に頭金を入れるか?入れないか?で迷う方はいると思います。

そもそも「頭金が用意できない!」という方もいるのではないでしょうか?

頭金を貯めるまでローンは組めないのではないかと不満に感じる人もいると思います。

結論から言うと『頭金なし』で住宅ローンを組んだ方がメリットは大きいです!

そこで今回は『頭金なし』のメリットについて解説したいと思います。

目次

頭金はあった方が良い!

頭金の入れる、入れないは抜きにして大前提として頭金は『あった方が良い!』です。

なぜなら住宅ローンの審査で頭金(自己資金)があるかないかは大きな判断材料となるためです。

『頭金がある』=『余裕がある』と判断され、審査が通りやすくなったり金利も安く借りられる可能性が高くなります。

目安としては費用の1割~2割の頭金(自己資金)があればベストです。

では住宅ローンは頭金がなければ借りられないのでしょうか?

以前の住宅ローンは頭金がなければ審査が通らないことも多くあったようですが、現在は頭金がなくても借りられる住宅ローンも増えてきたため、実際は頭金がなくても借りられます。

では本題である、『頭金をなし』のメリットを解説していきます。

現金が手元に残る!

一番のメリットは手元に現金が残ることです。

例えば自己資金が300万円あった場合で頭金として全額もしくは200万円以上入れたとします。

そこで手元に残るお金は0~100万円になります。

この状況で例えば事故や病気で働けなくなった場合や急な出費(車の故障、住宅の修繕、旅費、

学費など)があった場合手元に現金がないと対応できなくなる可能性があるためです。

住宅ローンの審査に影響がないのであれば、頭金は残しておく方が良いでしょう。

将来起こりうる急な出費に対応できる点が一つ目のメリットです。

住宅ローンん減税のメリットを最大限生かせる

住宅ローンを組んで住宅を購入をした場合、一定の要件を満たせば住宅ローン減税という税金の控除を受け取ることができます。

住宅ローン減税は借入金額の年末残高0.7%(※法改正により変更になる場合があります)の金額が所得税と住民税から控除される制度です。

借入金額が多いほうが控除される金額も増えるため減税のメリットを最大限生かすことができます。

住宅ローンん減税の金額、月々の返済金額を頭金あり、なしの場合を下記の表で比較してみましょう。

※年末残高3000万円の場合と2700万円で比較しています。

※月々の返済額は金利1%で35ローンを組んだ場合の比較です。

頭金を入れずに減税を受けた方が2.1万円分の減税を多く受け取ることが可能です。

これを条件によっては13年間受け取ることができるため上記の例だと全額借入した方が最大約27万円もお得になります。

月々の返済額は約0.8万円高くなりますが、頭金を貯める期間の家賃や生活費や住宅ローン減税の事を考えれば全額借入した方がお得と言えます。

低金利での返済が可能

現在の金利水準は低金利で利息があまりかからずお金を借りることができます。

そのため頭金を貯めるために時間がかかったり、その間の家賃や生活費の消費を考えると全額借入ですぐに購入した方が低金利の恩恵を受けることができます。

将来の金利上昇リスクを考えれば先に借入した方が良いという考えです。

もし頭金がある状況で購入を考えている場合は住宅ローン減税で控除を受け取った後に

『繰り上げ返済』することをお勧めします。

繰り上げ返済を行ない返済期間を短縮すれば利息を軽減する効果もあります。

返済期間をそのままにして月々の返済金額を減らすことも可能です。

まとめ

頭金なしのメリットはお分かりいただけましたでしょうか?

では頭金なしのメリットのまとめです。

  • 手元に資金を残しておくことができる
  • 住宅ローン減税を最大限生かすことができる
  • 金利上昇前の低金利で借入ができる

今は住宅ローンを組む際に頭金はなくても問題ない場合がほとんどです。

頭金なしのメリットを最大限生かして無駄を少なく住宅ローンを組むようにしましょう。

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